そうしたらすごい良いできで、エピソードを連ねているのも変わる局面でてんてんさんのイラストを入れたそのときに思っていることのまとめみたいなのがあって、次に場面転換していくし、なんといっても堺雅人さんと宮崎あおいさんの演技力に圧倒。
自分の妻の人との間に娘がいて妻の人の様子はいまいちわからなかったんですが、私は下唇が震える感じで泣くのをこらえるのが精一杯。なんか思い当たる節がいっぱいあってもうちょっとつらかったくらい。
終わってから妻の人の様子を見るとやっぱり泣くのをこらえていたみたい。いろいろ思い出すことがあったのかなあ。迷惑かけてます。
たぶん普通に映画を観る人はなんか切れ切れエピソードでいまいち…と思うのかもしれませんが(というのも近所の映画館は今日までの公開だった。収入が良くないのかな)うつ経験者でちょっと復活している人とか、ほぼ復活している人(私)にはもう琴線に触れまくり。本のユーモアもちゃんと残っているし、伝えなきゃいけないと2人が思っているだろうのことがちゃんと表現されていて本当に良い映画だったと思います。
消化しいてる本はちょっとドラマ・映画の裏話もあるのでおもしろかったですよ。
上映館も減ってきているようですが、もし機会があって周りにうつの関係者がいる方はぜひ。